「食べる」のレポート記事


大治・あまエリア
甚目寺の手打ち蕎麦専門店 そば処 和照居(わしょうい)
2017 / 3 / 20
愛知県大治町は名古屋市の西部に位置する町です。人口は約3万人。名古屋市、稲沢市、清須市など多数の市町村に隣接しています。2010年に海部郡七宝町、美和町、甚目寺町の三町合併によって誕生した、新しい市です。
交通事情は、車では名古屋中心部から約20分です。
鉄道は町内には通っていませんが、隣接する市にある名古屋市営地下鉄中村公園駅、名鉄甚目寺駅、JR春田駅を利用しています。名古屋市営地下鉄桜通線が中村区役所駅から大治町方面へ延伸する計画があるので、交通の便が向上する期待が持てます。町の主力交通手段は名古屋市営バスと名鉄バスです。高速道路は名古屋第二環状自動車道が通っています。
特産物は、隣接するあま市、津島市と共に力を入れているのが米の栽培です。この地域で武将を多数輩出していることから、「かぶとまい」と名付けられました。また、赤しそは大治町の特産野菜として町が推進しています。戦後間もない頃から栽培が始まり、マスコットキャラクターも制作されているほどです。モロヘイヤ、ほうれん草の栽培も盛んです。そして「愛知縮緬カボチャ」は「あいち伝統野菜」として選定されています。栽培面積は少なくなりましたが、伝統野菜として保全しています。
その他、
合併問題で常に討論が行われています。隣接する名古屋市、あま市が候補地ですが、なかなか意見が統一されず、話がまとまらないのが現状です。これからどうなるか注目ですね。
愛知県あま市は名古屋市の北西部に位置する町です。人口は約8万7千人。名古屋市中川区、中村区、あま市に隣接しています。
交通事情は、鉄道は名鉄が通っており、名古屋駅から約20分。車では名古屋中心部から約25分です。また、名鉄バス、あま市巡回バス、あま市民病院巡回バスが通っており、交通の便は非常にいいといえるでしょう。
近年では住宅開発もたくさん行われ、名古屋のベッドタウンとしての役割も果たしています。
特産物は、大治町と同様に「かぶとまい」という米の栽培を行っています。その他にも葉物の出荷が多いのが特徴ですが、「丹波ほおずき」が特産野菜です。昭和30年頃からお盆の前に出荷される丹波ほおずきですが、農家の高齢化により、出荷量は減少しています。また、「越津ネギ」「方領大根」「愛知本長なす」「白花千石」などの「あいち伝統野菜」選定品の栽培、種の保全にも力を入れています。
文化は、全国的に有名な七宝焼。伝統工芸品です。国内はもちろん、海外でも大きな評価を受けています。市内には「あま市七宝焼アートヴィレッジ」という設備があり、常設展はもちろん、絵付けの体験教室なども行われています。
その他、あま市出身の有名人といえば、なんといっても戦国時代の人物でしょう。福島正則、蜂須賀正勝、前田利家の正室・まつなどがいます。土地柄を現していますね。
大治・あまは、愛知県の西部に位置し、名古屋市に隣接しています。名古屋に隣接し、利便性の高さから多くの人が住んでいる。 面積は小さいが人口が3万人を超えており、人口密度は東海地方で名古屋市に次いで第2位である。