
春日井の北西部に鎮座する伊多波刀神社(いたはとじんじゃ)は、伝景行天皇42年(西暦112年)に創建された古い歴史を持つ神社です。

伊多波刀神社

手水舎はとても古かったです。

その昔、板面に鳩の絵を描いて神に奉納したことから「伊多波刀」の名がついたといわれています。

戦国時代には、在地の豪族が戦勝の願をかけ、成就の御礼として奉納していた場所とされています。

伊多波刀神社ご縁結び祭り


絵馬には地元の人のたくさんの願いが書いてありました。初詣にも多くの人が集まるようです。

江戸時代、毎年旧8月15日の例祭に伊多波刀神社で行われた流鏑馬は「尾張名所図会」にも掲載されており、郡内第一級だったと伝えられています。現在は、10月中旬頃に甲冑を着けた武者の行進と厄男による馬の塔や前厄男による武者の射的が行われます。
今でも「伊多波刀神社奉納流鏑馬」の名残を受け、10月第2月曜日には伝統儀式として、地元の子供たちが獅子舞や神輿を担いで神社に集まるようです。
桜の名所

伊多波刀神社に隣接する散歩コースは、春になると桜やつつじがきれいです。静かでとてもいいところです。散歩ついでに伊多波刀神社でお願い事をしてみてはどうでしょうか。
今回のスポット


名称 :伊多波刀神社(いたはとじんじゃ)
行き方:春日井駅からバスで20分(小牧行き) 南町屋から徒歩で5分(北へ)
駐車場:なし
電話 :0568-85-34705
住所 :愛知県春日井市上田楽町3454