岐阜県各務原市は岐阜県の南部に位置し、近年では交通の便利なことから岐阜市や名古屋市のベッドタウンとして発展を遂げきました。
また、自衛隊岐阜基地やその航空機関連の工業地帯の中心でもある各務ヶ原市ならではの航空宇宙科学博物館があります。
各務原(かがみがはら)航空宇宙科学博物館
こちら各務原(かがみがはら)航空宇宙科学博物館には、戦前・戦後の国産機の資料や実際の機体が収集されており、「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」の作者である松本零士さんが館長を務めてみえるそうです。
敷地総面積は約6.3ヘクタール、建築面積は約6,700平方メートルと広大な土地にかっこいい機体がずらりと並んでいます。
コクピットの室内です。客室や後部格納室内なども自由に見学ができ、体験的な学びの機会を提供しています。
これなら子どもはもちろん、普段険しい顔のお父さん方も、童心に帰って楽しめますね♪
男のロマンをくすぐります♪
こちらの陸上自衛隊機は、戦後ライセンス生産されたロッキードP2V-7をエンジン等を換装し近代化改修したものだそうです。
館内に入ると
機体に装着されているエンジン部品などが展示してあります。
こちらは1955年(昭和30年)に開発された、戦後初の国産ターボジェットエンジンです。
こちらには戦前・前後に操縦されていた実際の機体を数百分の一の大きさにした模型です。
更に奥へ進むと
館内にも多くの機体が並んでいます♪
生で見る機体はどれもすごい迫力です♪
よく見ると機体表面の塗装が剥げていたり、操縦桿錆びていたりと、その威厳さに見る者をより魅了させます。
また、宇宙コーナーではNASA実大宇宙服模型や、2004年1月に火星に着陸した探査車を表現したアートなどが展示され、そのほか子ども達が楽しめるモノづくり教室や体験コーナー・体験教室などもありました♪
各務原航空宇宙科学博物館は、2016年に建物増築による展示スペースの増床、展示レイアウト大幅変更、飛燕などの展示物を増やすなどの全面的なリニューアルを行うため一時閉館となり、各務原飛行場開設100年にあたる2017年(平成29年)に、リニューアルオープンを予定しているそうです。ぜひリニューアル後にも足を運んでみたいと思います♪
各務原(かがみがはら)航空宇宙科学博物館
入場料:大人800円、60歳以上・高校生500円、小・中学生300円
営業日:午前9時30分~午後4時30分(午後4時までに入館)
定休日:火曜日
駐車場:有 (無料)
電話 :058-386-8500
住所 :岐阜県各務原市下切町5丁目1番地
行き方:各務原市ふれあいバス稲羽線、川島線「航空宇宙科学博物館」下車すぐ。
名鉄各務原線 各務原市役所前駅からの所要時間は、川島線(平日5便、土日祝4便)で約15分、稲羽線(平日7便、土日祝3便)で約20分。