一宮駅から歩いて10分ほどあるところに真清田神社(ますみだじんじゃ)という大きな神社があります。
平成18年に文化庁より国の登録有形文化財に指定されている由緒正しい神社です。
ちょうど一宮市の中心、本通りの正面目抜きにあり、一宮市がここ真清田神社を中心として発展してきた町であることが分かります。
記者が真清田神社に行ってのはちょうど年末で、境内ではいろいろと初詣の準備が見られました。
初詣の季節になると地元の人がたくさん訪れてごった返し、正月期間中は特別に屋台なども出て盛り上がります。
この巨大な酒樽は縁起物として飾られているのか、それとも参拝客に振る舞われるのか、どうなのでしょうか。
と、巨大な酒樽に気を取られていると、
コスプレイヤー!?
コスプレイヤーさんが数名歩いてきました。
入り口でも何名かコスプレイヤーさんを見かけましたが、なんでこんなに集まっているのか聞いてみると、どうやら近くのレンタルフォトスタジオが真清田神社と提携していて、取材場所として利用しているそうです。一見平安時代から続く登録有形文化財であって、規制が多そうな感じがするのですが、まさかのこの神対応。真清田神社が地元の人を大切にし、共存している姿を垣間見れた気がします。
御本殿
奥に進むと御社殿が見えてきました。ここは昭和20年に戦争で一度焼失したものを再興した姿になります。御本殿内陣中陣の御扉や柱桁などは、特別に伊勢の神宮から下賜された古材を使用しているそうです。
今風な貼り紙を発見。
「神社境内でのポケモンGOの使用は禁止です。 真清田神社」
こちらの神馬は、紀元前628年に生きた天火明命(あめのほあかりのみこと)の愛馬とのこと。
こちらは「吐水龍」と呼ばれ、尾張藩祖・徳川義直が、天気を司る龍神を象徴として、五穀豊穣と天下泰平を祈願して奉納したものです。
しかしさすがに350年以上が経過して痛みが激しくなったため、こちらは1996年に再興したものになります。
ここの水がおいしいと巷では有名になっているそうです。
縁起物
真清田神社はその歴史の長さから多くの人が勝ちに魅了され、全国から訪れます。そのため真清田神社オリジナルの縁起物が30種以上売っています。
厄除守、災難除守、健康守、学業守、合格守、交通守護守など全般的にあります。価格はどれも¥1,000ほどです。
真清田神社では結婚式も行われており、新郎新婦がこの赤い鳥居を中を歩くのが定番となっています。
一周ぐるりと回りましたが、とても立派な神社でした。国の登録有形文化財に指定されるのも納得です。
初詣に行くのならこの威厳ある真清田神社で、という気持ちになるのもわかります。相当混雑することが想像できます。
駐車場は入庫後の30分まで無料で、30分経過後最初の1時間が200円、以降30分につき100円かかってきます。
混雑が予想されるので、車は避けた方がいいかもしれませんね。
では、真清田神社に初詣に行かれる方は気をつけて行ってきてくださいね♪
今回のスポット
名称 :真清田神社
駐車場:有
電話 :0586-73-5196
住所 :愛知県一宮市真清田1丁目2−1