マッチングアプリで知り合った相手から、投資やお金の話を持ちかけられる詐欺が増えています。警察庁のまとめでは、SNS型ロマンス詐欺のきっかけとして一番多いのがマッチングアプリでした。婚活中の人ほど相手を信じたい気持ちが強いので、手口と対策を知っておくことが大事です。
被害はどれくらい?
警察庁の発表(2025年11月末時点の暫定値)によると、2025年1〜11月のSNS型ロマンス詐欺は4,992件、被害額は479.5億円で、前年の同じ時期より大きく増えています。
最初に知り合った場所はマッチングアプリが32.8%で最多でした。マッチングアプリがきっかけの被害では、名目の半分近くが「暗号資産への投資」、約2割が「ネットショップの経営」です。
よくある流れ
- マッチングアプリで知り合い、毎日まめに連絡をくれる
- 「アプリはあまり開かないから」などと言って、LINEに移ろうとする
- 親しくなったころに、投資でもうけている話や、2人の将来のための資産運用の話が出てくる
- 指定されたサイトやアプリでお金を入れさせ、最初は利益が出ているように見せる
- 引き出そうとすると「手数料」「税金」などの名目で、さらにお金を求められる
こんなサインがあったら要注意
- 会う前からLINEなどほかのアプリに移ろうとする
- 海外在住、医師、投資家など、すぐには会えない事情や華やかな肩書きがある
- ビデオ通話を避ける、会う約束が何度も延期になる
- 投資、暗号資産、副業、ネットショップの話が出てくる
- 「2人だけの秘密」「家族には言わないで」と言われる
身を守るためにできること
- やり取りはアプリ内で続ける:アプリ内のメッセージなら、運営が監視や通報への対応をしてくれます。会う前にLINEへ移るのは避けましょう。
- お金の話が出たら、その時点で距離を置く:恋愛と投資を結びつける人は、相手がどれだけ親しくても疑ってかかるのが安全です。
- 相手をアプリに通報する:運営に知らせると、ほかの人の被害を防ぐことにもつながります。
- 顔や体の映った映像・写真を送らない:送った画像をネタに脅される被害もあります。
もし被害にあったら
お金を振り込んでしまった、脅されているなど、困ったときは一人で抱え込まずに相談してください。警察の相談窓口は「#9110」、消費者ホットラインは「188」です。
また、被害にあった人を狙って「お金を取り戻せます」と近づく業者もいます。こうした二次被害にも気をつけてください。
婚活アプリの選び方は30代の婚活アプリの選び方にもまとめています。本人確認がしっかりしたアプリを選ぶことも、自分を守る方法のひとつです。
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